ディベートの勝敗はメリット・デメリットの比較

ディベートの勝敗はメリット・デメリットの比較になる

 

最後の反駁スピーチでは、メリットとデメリットの比較をします。

 

反論と再反論を通して最後まで残った主張をまとめていきます。立論で述べた内容がそっくりそのまま残るわけではないので、ここは注意が必要です。

 

この時にジャッジは2つの側面でメリットとデメリットを見ています。

 

  • 事実的な視点・・・どれくらいの確率で、どれくらいの人に影響を与えるのか?
  • 価値的な視点・・・影響力はどれくらい大きいか、重いか?

 

 

 

例えば50人規模の会社で人を一人解雇したときを想像してみて下さい。

 

人を一人解雇することで、人件費は50万円浮くとします。一方で、解雇された本人の気持ちと周囲に与える悪い影響を想像してみるとします。

 

50万という金額は浮く。これは確実。一方で、1人は落ち込み、残りの49人は「いつかは自分も同じようになる」と不信感を抱く。

 

  • 事実的な視点・・・50万のコストは確実に発生します。一方で、この50万がどれほど重要化は解りません。1人は落ち込む、残り49人は不信感を抱くは、ある程度あり得るかもしれませんが、どの程度かは解りません。
  • 価値的な視点・・・仮に落ち込む、不信感を抱くと主張したいのであれば、「落ち込む」「不信感を抱く」がどれくらい問題なのかを解るように伝えなければいけません。

 

もしもあなたが社長なら、50万という解りやすい数字と「一人の社員が落ち込むこと」「周囲が不信感を抱くこと」の2つを天秤にかけてリストラをする/しないの決断をしなければなりません。

 

通常、ディベートの試合では、数字で測れるものよりも測れないものほうを扱う機会が増えるため、ここら辺はどのように伝えるか?そのプレゼン力が非常に大事になってきます。

 

議論を通して考えてほしいのは、何かをするときに、何が起きるか?なぜそれが重要か?深刻か?の2つです。?