聴く技術を2ヶ月で身に付けた実話

聴く技術-2ヶ月で身に付けた物語

ここでは「共感」「共感的態度」「受容的態度」について紹介をしていますが、数年前までは人の話を聴くことは凄く苦手でした。

 

私自身この技術について学んだのはつい最近です。

 

 

1.職業訓練校時代

 

職業訓練校に通うと、驚くくらい女性が多かったこと。

 

30人のクラスで20人が女性です。

 

「やったー」と叫びたいところですが、どうふるまっていいか解らず、混乱してばかりでしたね。最初は。外国にいるのではないか!と思ったくらいです。

 

とりあえず、一人で課題をこなすだけの学校生活だと孤独死する未来は見えていたので、積極的に会話をするようにしました。

 

就労相談員ではなくイチ失業者・・・・カッコ付ける必要もありません。ある意味楽でした。

 

で、何人かと話をしているときに、自分の話に真剣に耳を傾けている女性に出会いました。

 

あ・・・人から聴いてもらえるってこんなに嬉しいことなんだ・・・」とこのときはじめて気付きました。

 

特にある女性の方が、凄く人の話を聴くのが上手でしたね。私自身、色々相談をしたのですが、特にアドバイスは頂いていません。ただ、「聴いてもらった」・・・それだけでした。

 

不思議なことに、ただ・・・「聴いてもらった」だけで、某NPO法人をクビになったことのショックがウソのように消えました。

 

システムエンジニア時代は工場労働のように黙って黙々と仕事をしていただけでしたからね。時間と工数との戦いです。

 

ディベートをしているときも、人から相談を受けることがありましたが、講師としてであって素の自分ではありませんでした。勿論当たり前です。

 

なので、いわゆる普通のコミュニケーションに凄く飢えていたみたいです。(笑)

 

そこからですね・・・「話すこと」よりも、「聴くこと」に徹しようと思ったのは。

 

2.「聴くこと」を意識した2ヶ月間と成果

 

カウンセラーのテキストと実践、ディベートの技術(ここで紹介している聴く力)、過去の経験を活用(セミナー運営)とできることからスタートしました。

 

決定的に足りなかったのは、人の話を「聴く態度」でしたね。

 

「元々自分は男なんだから、女性のことは解りっこない!」が根底にありました。

 

だから、こう考えました。

 

目の前の人が何を考えているかなんて解らないんだから

解らなくていいや!仕方ない!×

理解するように努力をしよう!○

 

凄く謙虚になって、ゼロの状態から、「聴く」態度を改めました。あとは実践です。

 

今まではランチは一人でとっていましたが、必ず誰かを一緒に食べたりしてとにかく時間を増やすように心がけました。

 

一人で黙々と作業をする時間を減らして、休み時間は他愛もない会話を楽しみました。一人の時間も減らしました。自分と価値観の違う人とも向き合いました。

 

効果があったのは、2ヶ月が過ぎた頃でしたね。

 

職業訓練校のメンバーと懇親会をしているときに、隣に座っている人と恋の話や仕事の話で盛り上がって、普通に聴いていたら、

 

  • 「聴いてくれてありがとう。やさしいんだね。」
  • 「あなたには結構何でも安心して話せる」
  • 「意外と話すと安心して相談ができる」
  • 「いいから黙って私の話を聞きなさい」

 

という言葉を頂きました。いやー、嬉しかったです。

 

今までコンプレックスだった弱点を解消できたばかりか、生まれ変わったような気持ちになりましたね。

 

人前に立って伝える(プレゼンテーション・スピーチ)は人一倍得意な一方、「聴くこと」は人一倍苦手だったアンバランスな部分も解消できましたからね。

 

10年間ぐらい悩んでいて2ヶ月で解消できたのか、まるで人生を変えるような経験でした。

 

3.最後に

 

聴く技術・聴く態度は意識するポイントをちょっと変えて、技術さえ学べば、誰でも身につきます。

 

聴く態度や姿勢については、私よりもあなたの方が持っていると思うので、技術を身につけるだけで十分かと思います。

 

そして、その技術はディベートを通じてお伝えしていく自信はあります。