ディベートで学ぶ相手の話を「聴く」ときのポイント

人の話を聴くときの3つのポイント

「聴く技術」についてですね。

 

次の3つのポイントを抑えると、相手の話の要点が理解できるようになります。

◆相手の主張を聴くときのポイント
主張・・・何が言いたいのか?どう考えてほしいのか?
根拠・・・本当に事実なのか?皆が納得するか?
論拠・・・どんな理由で主張と根拠が繋がっているのか?

 

1.主張・・・何が言いたいのか?どう考えてほしいのか?

ディベートは「聴く」「伝える」

人は、断定的に物事を言うことに抵抗を感じるものです。例えば「●●をして下さい」とハッキリとはなかなか言えないです。ですが、それこそがその人の本当の主張であり、訴えたいことなのです。

 

例えが悪いですが、「火事だー」と叫んでも、「消火をするのか?」「逃げるのか?」「119番に電話をするのか」・・・何をして欲しいのかが伝わりません。

 

同じように誰かと話していて、「この人何が言いたいんだろう?」と疑問に思ったら、「結局何が言いたいんだろう?」「私にどうして欲しいんだろう?」「どう考えてほしいんだろう?」(SoWhat?)と思うことです。

 

政治家の発言は、「この国をよくしたい」ではなく、「私に投票をしてくれ」です。CMでは、「商品を買ってくれ」「問い合わせを下さい」と主張していますよね?これぐらいに思うのがちょうどいいかもしれません。

勿論、直接本人に「だから何?」と言い放つと、人間関係に亀裂が入ります。

 

なお、当サイトで私が最も訴えたいことは、是非ともディベートをやりましょう!なのです。ある意味、本音を探るような感覚が必要ですね。

 

2.根拠・・・本当に事実なのか?皆が納得するか?

ディベートは「聴く」「伝える」

事実とは、ほとんどの人が納得をしてくれる事柄です。主観や思い込みなのか、客観性が高いものが望ましいです。ある主張を聴いたときに「なんでそう思ったの?」と質問すると、多くの人は自分視点で答えますが、必ずしもそれが第3者が納得するような説明でない場合があります。

 

ある主張があったときに、「自分視点」の根拠と「第3者視点」の根拠をまとめてみました。参照下さい。

主張 根拠@:自分視点 根拠A:第三者視点
やっぱり日本を代表するアニメはドラえもんだよね。 ドラえもんは、子供から大人まで楽しめる作品だから。 ドラえもんは今年で40周年目を迎えたよね?今から40年前の人にも知られているんだよね。
あなたは、野原ひろしを目指しなさい 野原ひろしは理想の父親だから ネットであるページを見たら、「野原ひろしが理想の父親」ランキングNO3って紹介されていたの?
チームワークって大事よね 嵐を見ているといつもそう思うから 嵐はCMや番組でいつも一緒に出てきて、お互いの話を励ましあうような話をよくするよね?プライベートでもあったりしているし、楽屋ではいつも5人一緒で盛り上がっているんだって。
イタリアンじゃなくて、ラーメン食べにいかない? ラーメン屋は女性一人で入りにくいから? この前、ラーメン屋に一人で入ったけれど、男性一人か、カップルばかりだったの。ちょっと気まずかった。

 

自分視点は、あくまで「私がこう思うから」で終始しています。対して、第3者視点は客観的だと判断してもらえるような事例やエピソードを示しています。

 

他の人に伝えても納得してもらえるか、どうか?を考えるのが説得力を強化するポイントです。

 

ディベートの試合では、「自分視点」「第3者視点」に関係なく、どんな事実に対しても、「それは本当か?」「逆の事実・事例・エピソードはないだろうか?」と考えてみてください。

 

何かが思いつくはずです。

 

3.論拠・・・どんな理由で主張と根拠が繋がっているのか?

ディベートは「聴く」「伝える」

「なんでAがBなのか?」と考えてみることです。論拠はいいかえると、「思考のショートカット」「思い込み」「個人の解釈」「盲点」「常識」「価値観」とも訳せます。

 

伝え手は、頭の中でどのように話がつながっています。ですが、聴き手にしたら、「なんでだろう」なのです。「風が吹いたらおけ屋が儲かる」と聴いたときに思う反応に近いかもしれません。

 

ディベートの中では最も難しい論理のパートであり、これが聴けるようになると、レベルが一つ上がります。